前歯部のう蝕（虫歯）をセラミッククラウンにて治療した症例

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虫歯の治療法

虫歯の治療法には虫歯の大き佐にもよりますが、いくつかの選択肢があります。

直接プラスチックの白い詰め物を詰める方法です。

特徴としては、治療期間が短い、大きく歯を削らなくてもよいなどの利点があります。

しかし１回の治療時間がかかるという欠点もあります。

セラミックの被せ物をする治療です。

治療期間は多少かかりますが、大きな虫歯や多少の歯並びの改善も行うことができます。

患者さまは前歯の虫歯が気になるとのことで来院されました。

お口の中を精査すると、前歯４本に虫歯を認めました。

また患者さまは前歯部の歯並びも気になるとのことでした。

歯並びの改善に関しては時間的制約のため、矯正治療ではなくセラミッククラウンで治療することとしました。

また両側側切歯に関しては虫歯の大きさも大きくなかったためダイレクトボンディング（コンポジットレジン）での治療を行うこととしました。

まず、セラミッククラウンを装着する前に両側側切歯のダイレクトボンディングを行いました。

プロビジョナルクラウン（仮歯）の装着を行なった状態です。

プロビジョナルクラウンにて歯の形態や歯肉の馴染みを確認したのちに最終的な被せ物を行います。

ダイレクトボンディング（コンポジットレジン）とセラミッククラウンにて前歯部を修復した後の状態です。

前歯の歯並びおよび、虫歯も綺麗に治療を行うことができました。