左下臼歯部(左下奥歯)のセラミッククラウンによる治療｜明石の歯科（歯医者）「いぬきデンタルクリニック」

こんにちは。

いぬきデンタルクリニック院長の井貫です。

今日は左下奥歯のセラミッククラウンによる治療を行った症例をご説明いたします。

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セラミッククラウンとは？

クラウンとは一般的にいう『被せ物』のことになります。

『被せ物』は基本的には歯に大きな虫歯ができてしまい、『詰め物』では治療が困難な場合に適応される治療です。

しかし、一概にクラウン（被せ物）と言ってもクラウンが作製される材料により様々な種類があります。

セラミックインレーとはセラミックという材料でできた被せ物を全般に表します。

では、実際にセラミッククラウンで治療を行った様子を説明いたします。

患者様は、奥歯の被せ物が入っている歯が痛いとのことでご来院されました。

初診時にお口の中を精査すると被せ物の下で膿が溜まっている状態でした。

また隣の詰め物もピッタリではなく、下で虫歯ができていました。

まず、被せ物の根っこの治療を行い、奥の歯の虫歯の治療を行いました。こちらは詰め物を外し、虫歯の治療を行った状態です。

奥歯のラバーダム防湿を行い、奥歯にダイレクトボンディングを行っていきます。

ラバーダム防湿というゴムのマスクをすることで、より接着力をあげることができ、詰め物の寿命を延ばすことが可能です。

丁寧に詰め物を詰めていき、元通りの綺麗な形を作ることができました。

ダイレクトボンディング後に被せ物の土台となる歯の形を綺麗に整え、型取りを行います。

セラミッククラウンは色調を合わせるのが非常に難しいためカメラでお口の中の撮影を行い、色調の確認をしていきます。

セラミッククラウンの型取りのお写真です。

通常の型取りの材料と違い、変形が起こりにくい材料を使用します。

このためより精密な型取りが行えます。

出来上がった左下奥歯のセラミッククラウンです。

精密な型取りを行うことができたので、適合性の良い被せ物が作製されています。

治療後の写真です。

しっかりと型取りを行い被せ物を作製することで天然歯とほとんど見分けのつかない、セラミッククラウンをセットすることができました。

年代・性別	50代男性
主訴	虫歯が気になる。
治療内容	セラミッククラウン
費用	¥130,000(税別)
期間	5回
リスク・副作用	しっかりとした診査診断ができていないと正しい治療効果が得られないことがあります。