インプラント矯正とは？難症例も治療可能にする最新の矯正治療について

一昔前までは矯正治療といえば、ワイヤーを用いた表側矯正と裏側矯正の2つを想像したでしょう。現在では矯正治療も技術の発展により、さまざまな種類が増えてきています。

有名なものだとマウスピース矯正やセラミック矯正をご存じの方は多いでしょう。そんな中で現在最も革新的で注目されている矯正治療法が、『インプラント矯正』です。

「インプラント矯正ってなに？」

「普通のインプラントとは違う？メリットやデメリットを教えて欲しい」

「インプラント矯正ができる歯医者はあるの？」

このページをご覧の方の多くは、このような疑問をお持ちでしょう。最新の治療となると、期待が大きい分だけ、ネット上にもまだまだ情報が少なく恐怖感もあるかと思います。そこでこちらのページでは、以下の内容について解説いたします。

そこで、当記事では以下の内容を解説いたします。

• ・インプラント矯正とは何？

• ・インプラント矯正のメリット

• ・インプラント矯正のデメリット

当ページをご覧いただけば、インプラント矯正とは何かという基本的な知識から、インプラント矯正のメリットやデメリット、あなたの歯並びの治療でインプラント矯正が行えるのか、といったことが理解できます。このページが治療の選択の一助となれば幸いです。

当院、兵庫県明石市のいぬきデンタルクリニックは、関西圏で安全にインプラント矯正を行える数少ない医院の一つです。また当院では矯正治療前の抜歯や虫歯治療など、全て院内で対応が可能です。

インプラント矯正の無料カウンセリングも実施しているので、矯正治療を検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせください。＞＞いぬきデンタルクリニック（西明石）の矯正治療について

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インプラント矯正とは？普通のインプラントとの違いは？

インプラント矯正とは、矯正治療用の小さなネジ（アンカースクリュー）を顎の骨に埋めて、それを固定源として歯を移動させる、矯正治療の手法です。

一般的なワイヤー矯正では歯そのものを固定源として、動かしたい歯に力をかけるため、大きな力をかけにくい場合がありました。

インプラント矯正では、顎の骨に埋め込んだネジを固定源とするので、動かしたい歯に対して大きな力を加えやすく、従来の矯正治療よりも効率よく短期間で歯を動かすことが可能になります。また従来の矯正治療では、歯を動かすことが難しかった方向にも、インプラント矯正を活用すれば歯を動かせる可能性があります。

インプラント矯正で使用するネジ（アンカースクリュー）は、とても細くて短く、顎の骨に埋める際にもほとんど出血や痛みを伴わないため、安心して治療を受けていただきます。

ちなみに一般的にインプラントと呼ばれる治療は、抜けてしまった歯の代わりに歯根と一体となる義歯を取り付ける、といったものなのでインプラント矯正とは全く異なるものです。

インプラント矯正のメリットについて｜難症例にも対応可能

インプラント矯正は大変革新的で、メリットの大きな治療として、近年注目を集めています。そんなインプラント矯正のメリットについて、当院では以下の5つが主なメリットだと考えています。

• ・メリット①：大掛かりなオペが必要ない

• ・メリット②：従来抜歯していた症例を抜歯なしで治療できる

• ・メリット③：動かしたい歯にだけ矯正力を加えられる

• ・メリット④：難しい症例にも対応が可能

• ・メリット⑤：治療期間を大幅に短縮できる

それぞれのメリットについて、以下でより詳しく解説いたします。

メリット①：大掛かりなオペが必要ない

インプラント矯正は、顎の骨にネジ（アンカースクリュー）を埋め込むという点で、大掛かりな手術が必要だと思われがちですが、実はそんなことはありません。

インプラント矯正で使用するアンカースクリューの埋め込みは、数分程度で埋め込むことができ、痛みや出血もほとんどありません。またアンカースクリューが必要なくなった際の除去も、簡単に行えます。

インプラントという言葉で大掛かりなイメージを持たれがちなインプラント矯正ですが、実は大掛かりな手術などは必要ないのです。

メリット②：従来抜歯していた症例を抜歯なしで治療できる

従来の矯正治療では、出っ歯などの歯列から飛び出した歯を引っ込めるような治療の場合、抜歯を行い空いたスペースに前歯を下げる形で矯正を行ってきました。抜歯を行わずに奥歯ごと歯列を後ろに下げることができれば良いのですが、そもそも矯正治療では奥歯を固定源とすることがあるので、現実的ではありませんでした。

抜歯を行うと単純に歯の本数が減るため、歯一本一本にかかる負荷が増えてしまい、歯列全体の寿命を減らしてしまうリスクがあります。

インプラント矯正であれば、アンカースクリューを固定源として、歯列全体を後方に下げるように動かすことができます。そのため従来であれば抜歯が必要だったような症例でも、抜歯でスペースを作る代わりに、歯列全体を後ろに下げることでスペースを作ることが可能となりました。

なるべく抜歯をせずに矯正治療を行いたい方にとって、インプラント矯正は非常に優れた矯正治療の手法だと言えるでしょう。

メリット③：動かしたい歯だけに直接アプローチできる

従来の矯正治療は、奥歯と前歯がお互いに力を加えあうことで、歯を動かしていました。

対してインプラント矯正では、アンカースクリューを固定源とすることで、動かしたい歯にだけ力を加えることができます。ワイヤーの力を動かしたい歯にだけ効率よく伝えることができ、動かしたくない歯には負荷をかけずに済みます。

メリット④：難しい症例にも対応が可能

インプラント矯正ではアンカースクリューを固定源として、歯列を自由に動かしたり、歯の1本だけをピンポイントで動かしたり、といった従来の歯列矯正では難しかった歯の動きを実現できます。

そのため他院では治療が難しいと言われた症例や、ガミースマイルのような従来の矯正治療では治療が難しかったような症例にも、インプラント矯正では対応が可能です。

メリット⑤：治療期間を短縮できることがある

インプラント矯正ではアンカースクリューを固定源に効率よく歯に力を加えられるため、従来通りの矯正治療よりも利用期間が短縮できることがあります。従来なら周囲の歯に分散してしまっていた力を、動かしたい歯にだけダイレクトに伝えられるので、より歯が効率的に動いてくれます。

インプラント矯正のデメリットについて｜アンカースクリューが脱落する？

革新的でメリットの大きな治療として注目を集めているインプラント矯正ですが、メリットがあればもちろんデメリットもあります。矯正治療に限らず、どんな治療を受ける場合でも、デメリットを把握せずに治療を選択すると、後で後悔する可能性が高くなります。

どんな素晴らしい治療法にも、メリットだけでなくデメリットが必ずあるので、インプラント矯正のデメリットについても、このページを読んで必ず把握しておいてください。

インプラント矯正の主なデメリットは、以下の6点です。

• ・デメリット①：アンカースクリューが脱落することがある

• ・デメリット②：アンカースクリューが目立ちやすい

• ・デメリット③：口の中に違和感が出やすい

• ・デメリット④：歯の移動のコントロールが難しい

• ・デメリット⑤：衛生面の問題が起きやすい

• ・デメリット⑥：通常の矯正治療より費用が高くなる

それぞれのデメリットについて、以下でより詳しく解説いたします。

デメリット①：アンカースクリューが脱落することがある

インプラント矯正では歯茎にアンカースクリューを埋め込んで固定源としますが、このアンカースクリューが脱落する、つまり抜け落ちてしまう場合があります。

歯茎が柔らかかったり薄くなっている、または顎の骨に厚みがない場合は、アンカースクリューが安定せず、脱落しやすくなってしまいます。

なんとアンカースクリューを埋め込んでも約3割が脱落するというデータもあり、まだまだ問題点も多い治療となります。

デメリット②：アンカースクリューが目立ちやすい

前歯を矯正する場合や、ガミースマイルの治療を行う際には、アンカースクリューを前歯の歯茎の部分に埋め込むことがあります。

前歯の歯茎にアンカースクリューを埋め込むと、笑った際などにアンカースクリューが見えてしまうため、外見上とても目立ちやすくなります。

矯正治療を受けていることを知られたくない、口元の見た目が気になる方は、治療を躊躇ってしまうかもしれません。

デメリット③：口の中に違和感が出やすい

インプラント矯正で使用するアンカースクリューは、口の中から顎の骨に向かって打ち込むため、ネジの先端が口の中に露出した状態になります。

奥歯付近を矯正する場合は、奥歯の歯茎の側面にアンカースクリューの先端が露出するため、あまり気になることはないようです。

問題になりやすいのが、口蓋部分（上顎のアーチの内側）にアンカースクリューを打つ場合です。この場合は、食事の際などにアンカースクリューに舌が当たりやすく、違和感を感じやすくなります。

デメリット④：歯の移動のコントロールが難しい

インプラント矯正ではアンカースクリューを固定源として、歯に強い力をかけられる分、歯の移動をコントロールすることが難しくなります。

強い力がかかればそれだけ歯も大きく動くようになり、慣れていない歯科医師では歯の動きをうまくコントロールできない場合があります。

歯が想定外の動き方をしてしまった場合、それを修正するために治療期間が長引いてしまいます。インプラント矯正に不慣れな歯科医の元で治療を行うのは、避けた方が良いでしょう。

当院、兵庫県明石市のいぬきデンタルクリニックは、関西圏で安全インプラント矯正を行える数少ない医院の一つです。また当院では矯正治療前の抜歯や虫歯治療など、全て院内で対応が可能です。

インプラント矯正の無料カウンセリングも実施しているので、矯正治療を検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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デメリット⑤：衛生面の問題が起きやすい

インプラント矯正で使用するアンカースクリューの周りには、汚れや歯垢が溜まりやすくなり、細菌が繁殖しやすい環境になります。また顎の骨の中にアンカースクリューを埋め込むと傷ができるため、その傷に細菌が入り込んでしまうと、大きな問題になる場合もあります。

炎症が起きて、歯茎が腫れたり出血したり、アンカースクリューの脱落の原因になる場合も。そのためインプラント矯正を採用する場合は、通常の歯列矯正以上にお口の衛生環境に注意する必要があります。

デメリット⑥：通常の矯正治療より費用が高くなる

インプラント矯正は、通常の矯正治療よりも費用が高くなる場合があります。

インプラント矯正で使用するアンカースクリューの代金、顎の骨に埋め込むための手術費用、またインプラント矯正は医師に高い技術を要求されるため、技術料がかかる場合もあります。

インプラント矯正のメリットを享受するためには、そのぶん高い費用をかけなければなりません。

まとめ：インプラント矯正にはデメリットも｜歯科医とよく相談して決定しましょう

当記事では、インプラント矯正とは何か、どのようなメリット、デメリットがあるのか解説しました。

インプラント矯正はうまく利用することで、治療期間を短縮したり、これまで矯正するのが難しかった症例でも治療できる場合があります。また抜歯を行わずに矯正治療ができるというのは、将来的なお口の健康に非常に良い影響があるでしょう。

ただしインプラント矯正にはさまざまなデメリットもあるため、注意が必要です。必ずしも治療が順調に進むわけではなく、まだまだ扱うことができる医院も少ない治療法のため、医院選びも重要になってきます。昨今は治療前に無料のカウンセリングを行う医院も増えているので、ぜひ一度医院に足を運んで、カウンセリングを受けてみてください。

当院、兵庫県明石市のいぬきデンタルクリニックは、関西圏で安全にインプラント矯正を行える数少ない医院の一つです。また当院では矯正治療前の抜歯や虫歯治療など、全て院内で対応が可能です。

インプラント矯正の無料カウンセリングも実施しているので、矯正治療を検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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