こんにちは。
いぬきデンタルクリニック院長の井貫です。
今日はマウスピース矯正(インビザライン)で治療をした芸能人っている?のという内容です。
Contents
マウスピース矯正(インビザライン )で矯正治療を行っている芸能人
芸能人の歯並びがいつの間にか変わっていると思ったことはありませんか?
実は多くの著名人、芸能人がマウスピース矯正で治療を行っています。
例えば、ももいろクローバーZの百田夏菜子さんや野球選手の大谷翔平選手などは、インビザラインで矯正治療を行っているのが有名です。
百田夏菜子さんなどはご自身のSNSなどでも矯正行っていることを公表しております。
実際に元々八重歯がある状態だったのが今では綺麗に歯が並んでいます。
日本ではいまだに八重歯が可愛いという文化がありますが、海外などでは歯列矯正を行うことは一つのステータスとも言われており、八重歯などは好まれる歯並びとは言われておりません。
芸能人はなぜマウスピース矯正(インビザライン )で矯正治療を行うのか?
ではなぜ、芸能人はマウスピース矯正(インビザライン)で治療を行うのでしょうか?
①誰にもバレずに治療ができる。
マウスピース矯正は従来のワイヤーを使用した矯正治療と比較すると圧倒的に目立たないというメリットがあります。
やはり芸能人や著名人ほど一般の方と比較すると人前に出ることが多いので、そこで笑うとワイヤーが見えるなどは避けたいと思われる方が多いようです。
②おしゃべりなどに影響が少ない。
従来のワイヤー矯正ではワイヤーが邪魔になってしまい、おしゃべりがしづらい、お食事が取りにくいといった日常的の行動に大きな制限がありました。
しかし、マウスピース矯正(インビザライン)で使用する矯正器具はマウスピース型となっており、非常に薄い作りになっております。またマウスピース自体も透明で実際のお口の中に入ると、ほとんど気づかないものになります。
さらに患者様ご自身で取り外しを行うことができるので、お食事の時にはマウスピースを外し、何も気にすることなくお食事を召し上がることができるというメリットがあるのです。
芸能人など人前で会話をする方でも、矯正器具を気にすることなく会話をすることができます。
③通院回数を少なくすることができる。
従来のワイヤー矯正の場合は約1ヶ月毎にワイヤーの交換やゴムの交換などが必要な場合がほとんどでした。
しかし、マウスピース矯正では患者様ご自身でマウスピースを交換してもらうので、ワイヤー矯正よりも通院間隔を開けて治療を行うことが可能な場合があります。
このため、多忙な芸能人の方にも好まれるのだと思います。
では、マウスピース矯正の具体的なメリットやデメリットはどのようなものなのでしょうか?
マウスピース矯正のメリット
①ほとんど目立たない
マウスピース矯正で使用するマウスピースは透明のプラスチック製のものになります。
このため装着時でもほとんど目立たないため、芸能人の方に好まれております。
また、今まで矯正装置が目立つので矯正を敬遠していた、接客業や人前でお話しをする職業の人でも気にすることなく治療が可能です。
②患者様自身で取り外しが可能
従来のワイヤー矯正ではワイヤーにお食事がくっつくなどすると、矯正装置が外れるなどの心配があるため、お食事に制限がありました。しかし、マウスピース矯正(インビザライン)の場合は、マウスピースを患者様自身で簡単に取り外すことができるので、治療中もお食事を気にすることなく摂ること可能になりました。
また、装置の取り外しが可能なので歯磨きも行いやすく、清潔な状態を保ちやすい治療となっております。
③痛みが少ない
従来のワイヤー矯正の場合、ブラケット(矯正治療中、歯に直接装着する器具)やワイヤーがお口の中の粘膜にあたり、口内炎ができやすく、矯正治療はとても大変で辛いもののイメージがあるかと思います。
しかし、マウスピース矯正(インビザライン)の場合は、ワイヤーやブラケットといった装置がお口の中に付かないため、比較的お痛みが少なく矯正治療を行うことが可能です。
また、ワイヤー矯正の場合にはワイヤーを月に1度程度交換するため、一度に歯が動く量が大きいのが特徴です。このためワイヤー交換後の1週間前後は歯が痛いなどの症状が出やすい傾向があります。しかし、マウスピース矯正(インビザライン)での治療の場合は、1つのマウスピースで歯が動く量が約0.25㎜と非常に小さいため、矯正中の歯が移動することによる痛みが少ないのが特徴です。
④金属アレルギーでも心配ない
マウスピース矯正で使用するマウスピースはポリウレタン製のものになります。このため金属アレルギーの方でも治療が可能という利点があります。
⑤歯磨きが行いやすく、衛生的
従来のワイヤー矯正の場合、ワイヤーが入るため歯ブラシが行いにくく、歯周病や虫歯のリスクがどうしても上がってしまっていました。しかし、マウスピース矯正の場合は歯磨き時に装置を取り外すことができるというメリットがあります。このため、矯正治療中も歯磨きが行いやすく、清潔に保つことができます。
また、マウスピース矯正で使用するマウスピースは約10日間での交換を行いますので装置自体が汚れるといったデメリットも抑えることができます。
⑥通院間隔をあけること可能
ワイヤー矯正の場合、歯科医院に来院していただき、ゴムやワイヤーの交換などが3〜4週間程度の間隔で必要でした。しかし、マウスピース矯正の場合はあらかじめ作られたマウスピースを患者様にお渡しして、ご自宅にて交換していただくことになります。
このため、場合によっては通院期間をあけて治療することが可能な場合もあります。
マウスピース矯正のデメリット
①装着時間を守る必要性がある
マウスピース矯正での治療は、マウスピースを患者様自身で取り外すことができるというメリットがありますが、これは逆にデメリットにもなりえます。基本的にはマウスピース矯正での治療は、マウスピースを1日20時間以上装着する必要性があります。この1日の装着時間を守ることができないと、歯が予定通りに動こかないといったことにつながってしまうのです。
②マウスピース矯正が適さな場合がある
基本的には多くの症例の治療をマウスピース矯正単体で行うことができます。しかし、マウスピース矯正には苦手な動きもあるので、そのような場合はワイヤーやインプラントアンカーなどの併用なども必要になってきます。また、歯の並びだけでなく、顎の骨(骨格)自体の大きさがアンバランスな場合などは、そもそも外科的な治療が必要になる場合があります。
マウスピース矯正中の注意点
マウスピース矯正は目立たない、お痛みが少ないなどの多くのメリットがある反面、患者様自身でのマウスピースの取り外しや交換が必要なので、使い方に注意する必要があります。
1. アライナー(マウスピース型矯正装置)の装着時間をしっかりと守る
1日20時間以上の装着が必要になります。装着時間が短いと計画通りに歯が動かなくなってしまいます。
2. アライナーをしっかりと装着する
アライナーと歯が密着することで歯が正確に動きます。このため全ての歯にきっちりとアライナーが装着する必要性があります。装着前にはアライナーチューイという器具を噛んでいただき装着していただく必要性があります。
3.飲食はアライナーを外して行う
アライナー装着中に飲食を行うと、アライナーと歯の間に汚れが付着してしまい、その汚れが原因となり虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。また色の濃い物などを摂取するとアライナー自体も着色する原因になります。このため、ご飲食についてはお水以外は基本はアライナーを外してから行う必要性があります。
当院でのマウスピース矯正の症例
当院のマウスピース矯正治療について詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.inuki-dc.com/orthodontics/invisalign/
監修者情報
歯科医師(院長) 井貫 幸一
- 2013年 東北大学歯学部卒業 歯科医師免許取得
- 2022年 いぬきデンタルクリニック 開業
患者さまの生涯にわたりお口の健康を維持し、笑顔あふれる生活をサポートできればと考えております。
お口のことでお悩みの方もそうでない方も是非一度お気軽にご相談ください。
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